県議会6月定例会は6月17日に開会し、地方税法等の一部改正に伴う条例の改正をはじめとする知事提出議案に加え、 私ども自民党議員団が提出した不適切ヤードを規制するための「埼玉県特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例」 等を議決し、 7月5日に閉会しました。
近年、県内各地でヤードと呼ばれる再生資源物を屋外で保管する施設での騒音や異臭、 また火災や積み上げられた資源の崩落などが問題になっています。私たち自民党議員団は、 昨年秋から不適切なヤードを規制するために調査・検討を重ね、 6月定例会において 「埼玉県特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例」を提案し、全会一致で可決しました。
条例により、 ヤードの設置は5年更新の許可制となり、許可申請の前には周辺住民への説明や、資源の保管場所のまわりに囲いを設けることなどが義務づけられます。 また、 無許可でヤードを設置した場合には1年以下の懲役または100万円以下の罰金、立ち入り検査を拒否した場合には30万円以下の罰金等が科せられます。
(施行は令和7年1月1日)